3rd Album
Silence and darkness
Released : 2014. 4. 4.
All songs are written by Shim
01.キャラメルアイス
02.ウインドサーフィン
03.Snake style
04.Loose
05.また春が来る
06.青空
07.涙こぼれそう
08.Reflection
09.赤い車輪
10.モノローグ
11.冷たい朝
All rights reserved by 48X-CD-R and Shim
キャラメルアイス
曖昧 爽快 それで どうだい?
消えた境界 妄想 現実
飲み干したのはぬるくなったジュース
吐き捨てたのは 甘ったるいキャラメルアイス
愛想 空想 存在 相対
空虚 排斥 狙った標的
捨てられたのは 時代遅れのゲーム
踏みつけられた 物言わない人々
手に入れたのは見かけだけの自由
剥き出しのまま 噛みつけない牙をむけ!
ウインドサーフィン
叶わないって決めつけていた
心の中を見られそうで
今のままでも構わないと
思いたくて言い聞かせていた
気付かれないように平気な振りをして
いつも見てるだけじゃ何も変わらないのに
輝いていたいのに暗闇に紛れてた
見たことのない場所へ連れ出してよ
僕も一緒に
疑いだせばきりがないから
感情閉ざして笑っていたんだ
気付かれないで終わってしまう
花火ひとりで見つめていたよ
いつか消えるはずの夢がはじける音
錆びたままのカギは心の奥で眠ってる
息を止めることも無意味なことだと知った
新しい世界を探しに行こう
風を受けて
まだ待っているのならもう一度信じてよ
置き忘れた日々を遠く投げ捨てに行こう
忘れた場所まで連れて行くよ
迷い捨てて
風を受けて
Snake Style
あれもない これもない
くだらない夢もない
はじけて くずれて
止まれない 戻れない
Take me back !
消し飛んだ
現実に引き戻して
誰でも構わない
壊したい 壊れたい
音もなく近づく
鱗が剥がれた
Make me mad !
噛みついて
突き刺した牙の感触
アウトサイダー
知ってんだ
どうしたって戻れないぜ
ノスタルジー 飲み込んで
振り切って 唾を吐いて
Loose
そこにはいたくない
ここにも居たくない
どういうこともない
どうでもよくはない
分かるだろう?そうだろう?
それでも?
内省と俯瞰で築き上げた像
足元すくわれ そんで絶望
構わないわけじゃない
それでも悪くない
分からないわけじゃない
どうなることじゃない
いいでしょ?そうでしょ?
それとも?
効かない薬に浸り続けてる
甘くないバナナかじって延命
交錯する感情 先の見えない夜
ニヒルな笑顔で今日もハイテンション
疲れた世界へ 壊れた世界へ
沈んだ世界へ 一人逃亡
また春が来る
期待していたエンドロールは
流れないまま終わるみたいだ
どこまで行っても退屈な場所
探し求めてここにいる
風が吹いて花が咲いて
春になったら またここにきて
積み上げてきた心の壁は
ものの見事に崩されていた
結局誰もがいつの日か過ぎ去っていく
それだけのこと
夏が過ぎて雲が伸びて
秋が来てもまだここにいるよ
やわらかい陽が顔を出して
短すぎた夢が醒めた
風が吹いて花が咲いて
春がきたら またここにきて
青空
雨上がり 水たまり
照りつける 夏の日差し
寂しげに風が吹く
赤く染まる歩道橋
いつも歩いた道の景色は
跡形もない程に変わってくけど
僕の中にはあの日の空が
今でも鮮やかに描かれているんだ
窓の外探してた
何もない どこにもない
古いドア開けてみた
懐かしい匂いがした
ありもしないこと探しているんだろう
過ぎたことばかり考えて
本当の自分とか生きる意味とか
考えてみたって明日は変わらないのに
こんなに世界は輝いてるのに
また一人手を振って旅立ってく
晴れた空には雲一つなくて
終わらない青さがたまらないほど寂しくて
涙こぼれそう
今の自分にこれ以上の期待をかけるのはやめにしよう
もういいだろう
壊れないように古い抜殻を脱ぎ捨てて鍵をかけた ドアの奥
うれしくて涙こぼれそう そんな瞬間は知らないまま
時は流れてく 冷たい風に吹かれて
何度も流したヘルプのサインは解読をされないまま漂ってる
悔しいけど涙は見せない
覚悟はした
うつろな目開けて走るだけ
渇いた風を連れながら
わけもなく涙がこぼれた どうしてだろう
何気なく見上げた夕焼けがあまりにもきれいだった
悲しみは胸にしまったまま明日を塗り替えればいい
Reflection
繰り返す日々
閉ざされた世界
残された場所に
落とされた影
いつもの景色に感情が揺れて
水面のきらめきに永遠を感じたんだ
描きかけの未来
ひび割れた文字
消えてゆく願い
流れていく思い
全てのことがやり残したまま
何もない時間だけが過ぎていく
それだけなんだ
差し込んだ眩しさが鮮やかに蘇って
赤い車輪
振り上げた腕は力がなくて
見えないものに飛び掛かっていた
足跡はまだ消えないまま
伸びた影法師追いかけている
もう戻れないスピードで
もう止まらない速度で走れ
赤い車輪が回り続ける
歓喜の声を張り付けて回ってる
今日も
捨てられたマネキンは右手がなくて
差し出した腕を握れなくなっていた
夜明けに咲いた花の色は
言葉を持たない声で囁く
どこにもないまま
コバルトの雲に消えた
聞かせてくれた天使の声は
悪魔の歌を掻き消して響くよ
ここに
夜明けの感傷は消えないまま
覚えたリズム刻み続ける
こみ上げた感情は醒めないまま
変わりゆく空をただ眺めている
もう戻れない距離に
こみ上げてくるのはなぜ
赤い光は優しいままで
10年先にも照らし続けているはずさ
モノローグ
終わらない階段を降りている
月の向こう
消えないで揺らめいて
青の中浮かんでいる
終わることのない夢を見ている
誰かのじゃないはずの
足りないって言って
飽きるほど言って
そんな毎日が続いてるのさ
見たことのない海が見たくて
泳ぎ疲れて眠れずにいる
乾いてる瞼を閉じたまま浮かべる場所
咲いたまま枯れているヒマワリは夢を見ない
眠れないから星を見ている
月の影から見てる
気付かないまま通り過ぎていく
クジラの背中追いかけている
見えなくなって
間に合わなくて
最後の言葉飲み込んだまま
擦り切れたまま枯れ果てていく
でもそれだけじゃ終われないんだ
欠けたままでも満たされていて
そんなプレゼント探しているのさ
間違えたまま直せなくなって
苛立ちのまま首を絞めてる
痛みの中で気付かされて
閉じかけたドアまた押している
意味なんかないって
やりきれなくて
前向きな言葉まだ嫌いなまま
終わりが来たって
それでも笑って
そんな毎日が続いて欲しくて
泳ぎ続けて
冷たい朝
消えた声 形を残して 漂う時間 昨日降りた場所
このまま 朝には 分かるさ やさしい その白い手で
触れたのは 何色の夢なの? 遠い記憶 かすかに蘇える
明日は 今日より 綺麗な 光を 見せたいから